警察・村駐在所の変遷

現在の矢部村駐在所(宮ノ尾)

現在の矢部村駐在所(宮ノ尾)

本村は山間へき地であり、村民の気風も温純素朴であるため、犯罪もほとんどない桃源郷である。

警察業務もほとんど交通関係の業務が主である。

本村には、明治二十年代に福島警察署所属黒木分署管轄の矢部駐在所と北矢部駐在所の二つの駐在所が開設されている。

その変遷については、次のとおりである。



矢部村駐在所の変遷

明治二一・ 九・一六 「福島警察署所属黒木分署矢部村矢部巡査駐在所」が  大字矢部字飯干二七一〇番地に開設される。 明治三九・ 七・二六 黒木警察分署廃止に伴い「 福島警察署矢部村矢部巡査   駐在所」となる。 明治四三・ 九・二一 矢部村大字北矢部字笹又一二一一五番地の一に移転。 大正 七・ 三・一四 福島警察署所属黒木分署が開設され、「福鳥警察署所属            黒木分署矢部村矢部駐在所」となる 大正一五・ 四・ 一 福島警察署所属黒木分署が廃止され黒木警察署が開設され  たことに伴い「黒木警察署矢部村矢部巡査駐在所」となる。 昭和十二・ 六・二二 矢部村大字北矢部一一一七〇番地に移転し、仮駐在所とし  て業務を行う。 昭和十三・ 八    矢部村大字北矢部字鬼塚一一二五二番地に移転 昭和二三・ 三・ 七 警察法施行に伴い、「国家地方警察福岡県黒木地区警察署            矢部村矢部巡査駐在所」となる。 昭和二九・ 七・ 一 新警察法施行に伴い、「福岡県黒木警察署矢部巡査駐在所」            となる。 昭和三七・ 二・二〇 矢部村大字北矢部字鬼塚一一一二六番地(旧駐在所)に移転。 昭和三九・ 三・三一 「福岡県黒木警察署矢部駐在所」となる。 昭和六二・一一・ 五 矢部村民体育館の建設に伴い、矢部村大字北矢部字中村            一〇九七七番地の一基幹集落センターに仮移転。 平成 元・ 一・二五 矢部村大字北矢部字宮ノ尾一〇五一一番地の一(旧役場庁舎            跡地)に移転、現在に至る。


北矢部駐在所の沿革

旧矢部村駐在所(鬼塚)

旧矢部村駐在所(鬼塚)

明治二〇・ 七・ 一 「福島警察所属黒木分署矢部村北矢部巡査駐在所」が   矢部村大字北矢部字石川内一一〇三五番地に開設さる。 明治三九・ 七・二六 黒木分署廃止に伴い「福島警察署所属北矢部巡査駐在所」   となる。 明治四一・ 二・ 一 矢部村大字北矢部字中村 一一〇一五番地に移転。 大正 七・ 三・一四 福島警察署所属黒木分署が開設され、「福島警察署所属  黒木分署矢部村北矢部巡査駐在所」となる。 大正一五・ 四・ 一 福島警察署黒木分署が廃止され、黒木警察署が設置される に伴い「黒木警察署矢部村北矢部巡査駐在所」となる。 昭和二三・ 三・ 七 警察法施行に伴い「国家地方警察福岡県黒木地区警察署 北矢部村巡査駐在所」となる。 昭和二九・ 七・ 一 新警察法施行に伴い「福岡県黒木警察署北矢部巡査駐在所」 となる。 昭和三九・ 三・三一 「福岡県黒木警察署北矢部駐在所」となる。 昭和四五・ 四・ 一 北矢部駐在所廃止