堤当正寺古墳

                   甘木市指定史跡 平成11430日指定


堤当正寺古墳は、復元墳丘全長が70mを測る前方後円墳です.築造年代ば5世紀前半から中頃にかけてと考えられる。
墳丘は後円墳・前方部とも二段築成で、後円部には比較的残りのよい葦石が確認されました。後円部墳頂南西部には蓋(きぬがさ)・家・盾・靱・舟などの形象埴輪が確認された。
 主体部は、後円墳・前方部確認され、前方部石室は小型の竪穴式石室でした、前方部石室は盗掘をうけていて、出土遺物は殆ど皆無だったが、後円部石室からは、墓壙内棺外から小札式鋲留衡角付冑・三角板式革綴短甲ほか武具一式・金銅製品(ころく)が出土している。



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