小石原川と佐田川

小石原川  佐田川(大根川)

九州の大河筑後川に合流する小石原川と佐田川は、北の古処馬見山系を源として甘木市の広大な台地を潤し、豊かな扇状地を形成しています。小石原川上流にはオロノコ(よしのぼり)やアカギュウギュウ(あかざ)(九州のアカザは希少種でレットデーターブックは「地域個体群」に指定)が生息しており、水質の良さを証明しています。また、中流の甘木橋たもとの河川敷では、毎年夏には恒例の流灌頂花火大会が催され、多くの納涼客でにぎわいます。

流れ灌頂花火大会)8月下旬

 もう1つの佐田川は、昔から大根川とも呼ばれ、弘法大師にまつわる伝説の川であり、流域の2つの「美奈宜神杜」では古くからおくんち行事が伝承されています。 
 この
2本の河川の支流は、ホタル・カジカ蛙・沢ガニの生息する清流が多数ありますがそれぞれに特徴あるダム「江川ダム」と「寺内ダム」をかかえています。


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