7、甘木歴史資料館

 九州歴史資料館の分館として昭和60525日オープン。主に甘木朝倉の考古・民俗資料を収集・保管・展示しています。 福岡県が設置、甘木市が管理運営する施設です。
 5000uの敷地内には、梅・桜・山もも・椎などが植えられた回廊式の庭園があります。建物は、腰部を斜格子のナマコ壁とした白壁土蔵風の2階建で近くのピーポート甘木の建物ともよくマッチしています

展示の概要…
  
  第一展示室  民俗・歴史・郷土産業

農事暦と年中行事にあわせて農耕具や祭礼用具を展示。歴史のコーナーでは三連水車模型、天然痘予防の接痘法をわが国で始めて成功させた秋月藩医緒方春朔などを紹介。

郷土産業のコーナーでは櫨の実を原料とする生蝋製造工程の様子・明治から大正にかけて繁栄した甘木絞りの製品とその用具など地域特産品を展示。

第二展示室  考古

縄文一弥生時代では目常生活用の土器祭祀用の丹塗り土器・青銅製晶などから古代の食生活やまつりの様子がうかがえます。

古墳時代では三角縁神獣鏡のほか、新しい焼き物「須恵器」や盾持ち人形埴輪などを展示。

中世以降では、タイムカプセルである経筒・秋月城跡から出土した朝鮮鐘  などを展示。


開館9:3016:30
月曜日休館入場料無料



甘木小唄