フルーツ狩り


いちご、桃、ぶどう、梨に柿。フルーツ狩りで知られる浮羽町は、春になると一斉に果樹が花をつけます。大野原台地一帯は古くからフルーツ栽培が盛んで、梨の白い花と桃のピンクの花がどこまでも続きます。やがて花や若い実を一つ一つ手で間引いていく摘花や摘蕾を経て、美味しい実がたわわに実るのです。花だけでなく、流川の柿園の萌色の柿若葉や萌えるような柿紅葉も見事。知る人ぞ知るとっておきの風景です。

春は花が見頃
秋はフルーツが食べ頃

4月から11月まで
フルーツの旬のリレー



果物を一番美味しい時期に、もぎとり味わうことができるのがフルーツ狩りの醍醐味。4月中旬から11月の下旬までフルーツの旬のリレーが続きます。 いちご  4月〜5月下旬桃     7月中旬〜下旬ぶどう   8月中旬〜9月下旬梨     8月中旬〜10月下旬柿     10月中旬〜11月下旬問い合わせ観光協会TEL09437-7-5611

上/次ぺ一ジ/摘花の風景。


●やまんどん

農家レストランの先駆け
果樹園のテイ_タイム

バイパスができて車の流れが変わり、それまで道沿いで売っていた自慢のフルーツの売り上げがさっぱり。それならば、かじゅえんの季節折々の風景を見ながらフルーツ狩りだけでなく、美味しいフルーツを味わってもらうと作られたのが「うきは果樹園の村やまんどん」です。4月には一面の白い梨の花、夏は一面の緑、8月にはたわわに実る巨峰を見渡しながら。果樹喫茶「夢語寄家」では、自家製デザートで贅沢なティ-タイムが過ごせます。

●猿かに合戦の木と柿マラソン

マラソン勝者には
柿木丸ごと一本

昭和57年、地元の「ずーけんねー会(明日ののうきはを考える会)によって果樹豊作を願い「猿かに合戦の木」と名付けられた柿木があります。浮羽町の柿の生産量は福岡県一。食べるだけでなく、春は柿の若葉、秋は柿木の紅葉が山の麓に美しく映え、その間を走る11月の「柿マラソン」優勝者は、柿の木一本のオーナーになれます。

右/桜の名所合所ダム。九州最大のロックフィールドダム(岩積工法)で、
ダムの貯水量は670万トン。浮羽町の果樹園はこのダムの水の恩恵を
受けて育つ。冬場は3000羽の渡り鳥がやつてくる。

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